窓まどガラス割わろうとしてた君きみの心こころは
凍こおったまま 凍こおったまま
虚むなしさが痛いたむよ

奴やつを殴なぐろうとしてた君きみは拳こぶしを
握にぎったまま 握にぎったまま
隠かくして今夜こんやも泣ないた

嗤わらった 彼かれらの声こえに 耳みみを塞ふさげよ 貝かいになって

ああ 今いまは光ひかりが見みえなくとも
暗くらがり 走はしり抜ぬけろ
そう 訳わけも無なくからっぽの季節きせつだけど
それが 青あおい春はるだ

星ほしに願ねがいをかけた君きみのその眼めは
潤うるんだまま 潤うるんだまま
乾かわく様子ようすはない

助たすけてほしいという君きみの叫さけびは
届とどいたのかな 届とどいたのかな
誰だれが聞きいてくれるの

夕方ゆうがた 感かんじた傷きずの 僕ぼくはもういない 嘘うそみたいに

ああ 今いまは光ひかりが見みえなくとも
暗くらがり 走はしり抜ぬけろ
そう 訳わけも無なくからっぽの季節きせつだけど
それが 青あおい春はるだ

嗤わらった 彼かれらの声こえに 耳みみを塞ふさげよ 貝かいになって
夕方ゆうがた 感かんじた傷きずの 僕ぼくはもういない…