二人ふたりで見みつけた 路地裏ろじうらのカフェ
見みなれた景色けしきを 無理むりやりかき消けす
重かさねた時間じかんと 焦あせる想おもい
あなたを遠とおくへ離はなしてしまった

思おもい出でのかけらで今いま 動うごけないほど満みたされ
捨すてきれず抱かかえてる もろい僕ぼくがいる

二度にどと愛あいせない 愛あいせるわけもない
僕ぼくを揺ゆらす 消きえない二人ふたりの日々ひび
時ときの波なみを抜ぬけ 戻もどれるものなら
僕ぼくは言いえる あなたを離はなさないと

見失みうしないそうで 沈しずんだ時ときも
いつでも笑わらって 背中せなかを叩たたいた
夢ゆめを手てにしたら 迎むかえに行いくと
きれいな言葉ことばであなたを汚よごした

求もとめ合あう恋こいよりも 与あたえ合あう恋こいがいいね
気付きづいたら 大切たいせつなあなたはもういない

二度にどと戻もどれない 戻もどれるわけもない
だけど続つづく それぞれの永ながい道みち
満みたされない事こと 疑うたがうべきじゃない
いつかきっと また逢あえると信しんじてる

数かぞえられない無数むすうの星ほし
同おなじ夜空よぞらを どこかで見上みあげているんだろう…

二度にどと愛あいせない 愛あいせるわけもない
僕ぼくを揺ゆらす 消きえない二人ふたりの日々ひび
時ときの波なみを抜ぬけ 戻もどれるものなら
僕ぼくは言いえる あなたを離はなさないと