少すこし早はやく目覚めざめる カーテンを開あければ
白しろい雪ゆきに 凍こごえる窓まど
そんな気きがしてたんだ
昨夜ゆうべの君きみがいつもより近ちかく 隣となりで寝ねてる

「何なにも望のぞまないよ、今以上いまいじょうを。だから離はなれないでね」と
そう言いうくせに みせるわがまま

いつも君きみが言いわせたがる"あの"言葉ことば
でも僕ぼくは恥はずかしがって 口くちにはしない
ありきたりな言葉ことば 二人ふたりならそれも素敵すてきさ
じゃいっそ ねぇずっと 口癖くちぐせの言葉ことばになるように

買かい物ものに夢中むちゅうの君きみ「こっちのが似合にあうかな?」
街まちに瞳奪ひとみうばわれ 歩あるく
すれ違ちがう綺麗きれいな人ひと 「あんな人ひとが好すきなんでしょ!?」って
勝手かってにすねて 心こころを隠かくす

分わかり合あえないでしょ? 言葉ことばなしじゃ
時ときには聞きかせてよ 探さがす答こたえを見みつけたけど

「綺麗きれいな人ひとが好すきなの?」って聞きかれたら
そりゃやっぱ 嫌きらいとは言いえないけど
あの人ひとより 完璧かんぺきじゃない所ところも
何なんでだろ? 本当ほんとうに愛いとしく思おもえるんだ

目めに見みえる物ものより 大切たいせつなことがあるだろう?
同おなじ物ものを 同おなじように 美うつくしく思おもえる
君きみは時ときに そのあたりまえのことも
少すこしわすれて 見みえなくなるけど
時ときを越こえて 君きみの駄目だめなところも
もうずっと 本当ほんとうに
愛あいし続つづける自信じしんがあるんだ

この言葉ことばも じゃいっそ ねぇずっと 口癖くちぐせの言葉ことばになるように