空そらに一瞬いっしゅんの夕闇ゆうやみ
天気てんきは予報よほうの言いう通とおり
明星みょうじょうは西にしに舞まい降おり 薄雲抜うすぐもぬけて夜よるを照てらす
誰だれだってあんなふうに

夜空よぞらに強つよく輝かがやきたいなら
高たかい志こころざしが君きみを照てらし出だす
どんなに辛つらく折おれそうな夜よるでも
光射ひかりさす朝あさまでは

揺ゆらめく旗はたの星ほしに
数かぞえて五十二番目ごじゅうにばんめに
本当ほんとうは誰だれの言いいなり
気付きづかれぬように空そらを奪うばう
連つれ立だって並ならぶように見みえるのはまやかし

現在げんざいに夢ゆめや希望きぼうがなくても
強つよい眼差まなざしが闇やみを照てらし出だす
何処どこかに独ひとり消きえそうな夜よるでも
光射ひかりさす朝あさまでは

火星かせいの戦場せんじょうを見み
土星どせいの円盤えんばんを見み
金星きんせいでヴィーナスを見み
彗星すいせいのほうきに乗のる

青あおい星ほし 此処ここで僕ぼくは何なにをしようか

夜空よぞらに強つよく輝かがやきたいなら
高たかい志こころざしが君きみを照てらし出だす
どんなに辛つらく折おれそうな夜よるでも
光ひかり射さす朝あさまでは

空そらに一瞬いっしゅんの夕闇ゆうやみ
誰だれより綺麗きれいに夜よるを照てらす