ブラリブラリの一人旅ひとりたび
口笛吹くちぶえふけば
悲かなし侘わびしの嘆なげきさえ
路肩ろかたの塵ちりよ

滑稽こっけいデ、OKオーケーダ。
片道切符かたみちきぷダ、サヨナラダ。
コンニチハ。
ドーデスカ?
ゴキゲンヨウ。
マタ、イツカ。

今日きょうも
屋根やねの間まに間まに陽ひは落おちて
彼方此方あなたこなたに夜よるは降ふる

烏からすの声こえも遠とおざかる
馴染なじみの路地ろじに
夕餉ゆうげの灯ともしび 人々ひとびとの足並あしなみ淡あわい

何なんデモナイ今日きょうダッテ
片道切符かたみちきぷダ、サヨナラダ。
コンニチハ。
ドーデスカ?
ゴキゲンヨウ。
マタ、イツカ。

見みろよ
屋根やねの間まに間まに陽ひは落おちて
彼方此方あなたこなたに夜よるは降ふる

明日あしたは何なにかが起おこるかな?
無邪気むじゃきな心こころは夢ゆめを見みる
そう!
明日あしたもそこらに立たっている
駅前えきまえで、環八かんぱちで、何なにかを待まっている

馬鹿ばかは承知しょうちのけもの道みち
涙なみだの花はなが
明日あすも何処どこかに咲さくだろう
又また、咲さくだろう
そうさ!
又また、陽ひは落おちて
又また、夜よるが降ふって
巡めぐり来くる
巡めぐり来くる