降ふり積つもる言葉ことばと雪ゆきが混まじり 僕ぼくの所ところにまだ届とどかなくても
白しろい空そらに創つくる君きみの形かたちを一ひとつずつ愛あいしているから

振ふり返かえる瞳ひとみに息いきが混まじり 君きみの顔かおに雪ゆきが触ふれてなぞった
あの冬ふゆの二人ふたりからこの線せんを越こえ ふたつだけ足跡残あしあとのこし歩あるこう

突然曇とつぜんくもりだした顔迷かおまよい続つづけた日々ひび
毎日君まいにちきみの事ことを考かんがえて朝あさを迎むかえ

何度なんども通かよった店みせの道みちのりも 通とおり過すぎてため息いきだけ
どうすることも出来できなかったから 止やまないでと祈いのりだした…雪ゆきが…

降ふり積つもる言葉ことばと雪ゆきが混まじり 僕ぼくの所ところにまだ届とどかなくても
白しろい空そらに創つくる君きみの形かたちを一ひとつずつ愛あいしているから

振ふり返かえる瞳ひとみに息いきが混まじり君きみの顔かおに雪ゆきが触ふれてなぞった
あの冬ふゆの二人ふたりからこの線せんを越こえ ふたつだけ足跡残あしあとのこし歩あるこう

気取きどった言葉ことばも残のこさず不意ふいに走はしり出だした
君きみから残のこる言葉ことばはあの頃ころと違ちがっていた

何度なんども君きみの名前なまえを開ひらいて 確たしかめては閉とじた画面がめん
声こえが聞ききたくて奇跡きせきを描えがいて 覚さめないでと祈いのりだした…雪ゆきが…

樹々きぎが揺ゆれだし落おちた結晶けっしょうが綿帽子わたぼうしを作つくりだしてた
君きみのフードに
白しろと銀ぎんの世界せかいで離はなれだした道気付みちきづかれずに消きえてしまうのだろう
君きみの記憶きおくも…

降ふり出だした雪ゆきの中光なかひかりが混まじり 僕ぼくの所ところに今届いまとどいた言葉ことば
僕ぼくの空そらに映うつる君きみの笑顔えがおも涙なみださえ愛あいしてたから

降ふりしきる雪ゆきも今いますべてを包つつみ 風かぜの唄うたも消きえて君きみを見みつめた
もう戻もどらない冬ふゆにこの線せんを越こえ ふたつだけ足跡残あしあとのこし歩あるくよ