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きみいたくて きみえなくて
せめて心変こころがわりをぼくのせいにして
きみやさしさが ぼくむねなかつめたくいきをしている

ぼく何度なんどじては なにえないりをしていた
きみこころがここにこと とっくにぼくっていたけど
きみよろこかおたくて すこ無理むりしてった指輪ゆびわ
どんなふうてたらいいのかこたえがつからないまま

きみいたくて きみえなくて せめて心変こころがわりをぼくのせいにして
きみやさしさが ぼくむねなかつめたくいきをしている

夕暮ゆうぐせまふゆそらは‘おも’というかぜいてる
きみわらっているだろうか ぼくよりきになったひとよこ

きみいたくて きみえなくて ちかすぎてえないほどそばにいたのに
くもよりもとおほしよりもまぶしく ぼくとどかないほう

きみおしえてくれたほん何度なんどかえしているうちは
どんなにつよがって自由じゆうにしても むなしくときぎて

きみいたくて きみえなくて せめて心変こころがわりをぼくのせいにして
だれかのぬくもりをのこしたままでいい ぼくそばにいてしい
きみいたくて きみえなくて ちかすぎてえないほどそばにいたのに
くもよりもとおほしよりもまぶしく ぼくとどかないほう

ぼくとどかないほう