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積つみ上あげた 積つみ木きの塔とうを
私わたしの手てでバラバラに殺ころしました
視界しかいの全すべては温度おんどを失うしなって
散ちらばった朽木くちきこそが私わたしでしょう。
「心こころは握にぎり潰つぶして」
理由りゆうは私わたしの欠陥けっかんでした
歪ゆがみ捻ねじれた道徳どうとくが故ゆえの
唄うたう事ことが贖罪しょくざいでしょう
贖あがないは 朽木くちきと共ともに
「決けっして消きえぬ痛嘆つうたん、こびりついた掌てのひら」
あぁ 終おわらぬ過去かこを引ひきずって
朽木くちきの上うえを偽足ぎそくで歩あるく
もう 何一なにひとつ守まもりきれぬなら
私わたしは木偶でくになり 身みを枯からすまで
繰くり返かえす嘔吐おうと 尽つきるまで
暗闇くらやみは必然ひつぜん
光すくいなど求もとめるが愚おろか
空からっぽの光ひかりを浴あびて
さぁ 跪もがき 刻きざみ続つづけ
「私わたしは、生いきていますか?気きでも違ちがえそうで」
あの日ひから
あぁ 終おわらぬ過去かこを引ひきずって
苦痛くつうに染そめ上あげたこの手てを擡もたげ
もう 痛いたみなど捨すて去さればいい
私わたしは木偶でくであり、人ひとでは非あらず
生いきてこの手てで贖罪しょくざいを、贖あがないを
私わたしの手てでバラバラに殺ころしました
視界しかいの全すべては温度おんどを失うしなって
散ちらばった朽木くちきこそが私わたしでしょう。
「心こころは握にぎり潰つぶして」
理由りゆうは私わたしの欠陥けっかんでした
歪ゆがみ捻ねじれた道徳どうとくが故ゆえの
唄うたう事ことが贖罪しょくざいでしょう
贖あがないは 朽木くちきと共ともに
「決けっして消きえぬ痛嘆つうたん、こびりついた掌てのひら」
あぁ 終おわらぬ過去かこを引ひきずって
朽木くちきの上うえを偽足ぎそくで歩あるく
もう 何一なにひとつ守まもりきれぬなら
私わたしは木偶でくになり 身みを枯からすまで
繰くり返かえす嘔吐おうと 尽つきるまで
暗闇くらやみは必然ひつぜん
光すくいなど求もとめるが愚おろか
空からっぽの光ひかりを浴あびて
さぁ 跪もがき 刻きざみ続つづけ
「私わたしは、生いきていますか?気きでも違ちがえそうで」
あの日ひから
あぁ 終おわらぬ過去かこを引ひきずって
苦痛くつうに染そめ上あげたこの手てを擡もたげ
もう 痛いたみなど捨すて去さればいい
私わたしは木偶でくであり、人ひとでは非あらず
生いきてこの手てで贖罪しょくざいを、贖あがないを