曖昧あいまいなくちづけはいらない ねぇ ずっときて
そんなんじゃ果はてないわ 窮屈きゅうくつに注そそいで 夜よる

ありったけの欲ほしい 部屋中へやじゅうに響ひびかせれば?

抱だかれるたびに綺麗きれいに鳴なく 単純たんじゅんで不透明ふとうめいな人ひと
イメージが握にぎる 美び 吐息といきの世界せかいへ

スコールみたい 亜熱帯あねったいに迷まよい込こんだ 指先ゆびさきは躊躇ちゅうちょを演えんじ
最高さいこうに下品げひんな舌した 誘感ゆうかんに 這はわせたり

背景はいけいや明日あした 脱ぬぎ捨すて 踊おどりましょう

抱だかれるたびに綺麗きれいに咲さく 女おんなを恥はじて 「弾はじいて…」
堕おちても堕おちても 届とどかない 理想郷りそうきょう

嗅かぎつけたそれに ディープを添そえて 含ふくみ 話はなさない 吸盤きゅうばんの愛あい
熟うれたわがままは そのときを待まち 少すこしの理性りせいを覆おおう本能ほんのう

「早はやく結むすんで…」

抱だかれるたびに綺麗きれいに鳴なく 単純たんじゅんで不透明ふとうめいな人ひと
イメージが握にぎる 美び 吐息といきの世界せかいへ

抱だかれるたびに綺麗きれいに咲さく 女おんなを恥はじて「弾はじいて…もっと…」
堕おちても堕おちても 届とどかない 理想郷りそうきょう