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よみがな
あかるも 倫護たぐいまも私慝しこくとがめられど
等閑なおさら 午睡ごすい余花よか 故抔亡ゆえなどな

ときのこおに
孳尾じびまま

ああ かくけだむれ何故なにゆえ 徒跣かちはだし
あしゆび 尖鋭せんえいなる つめこそ 化人けにんきず

ときのこおに
孳尾じびまま

めすやつした たばかりのつなほどいて
げいおごった 金色こんじき時雨しぐれ みだれて

光輝こうきたよもの
あざけかれど

そうやつした 卜部うらべ礼言いやごと として
ささられた さだしきひかりはらって

闇夜あんやおともの
へつらさら

讒誣ざんぶうみ 繋縛けばくかわ おぼほす 意趣いしゅなら あだ
流刑るけいうみ 泥犂ないり甘噛あまがみか いびつなり