変幻自在へんげんじざいの 擦すれ枯からし 折柄飛おりからとび出だし 大上段だいじょうだん
御託ごたくを並ならべて 小五月蝿こうるさく 居直いなおる構かまえで 澄すまし顔がお

嗚呼ああ 如何いかでか 偏こずみ 睨ねめる 目指めざし

超こえて 超こえて 堪こたえる為ため
燃もえて 燃もえて 悶もだえる程ほど
異端いたんの鎖くさり 飛とび散ちる頃ころに
肥こえて 肥こえて 応こたえる為ため
萌もえて 萌もえて 貰もらわずとも
渾すべて終おわりて 飛とび去さる様ように

俄然がぜんと憚はばかる 殻潰ごくつぶし 折おりしも駆かけ抜ぬけ 抜ぬけ駆がけと
薀蓄傾うんちくかたむけ 小賢こざかしく 流行はやりも 廃すたりも 受うけ容いれぬ

嗚呼ああ 如何いかでか 疎うとみ 責せめる 根差ねざし

超こえて 超こえて 堪こたえる為ため
燃もえて 燃もえて 悶もだえる程ほど
異端いたんの鎖くさり 飛とび散ちる頃ころに
肥こえて 肥こえて 応こたえる為ため
萌もえて 萌もえて 貰もらわずとも
渾すべて終おわりて 飛とび去さる様ように

超こえて 超こえて 堪こたえる為ため
燃もえて 燃もえて 悶もだえる程ほど
異端いたんの鎖くさり 飛とび散ちる頃ころに
肥こえて 肥こえて 応こたえる為ため
萌もえて 萌もえて 貰もらわずとも
渾すべて上あがりて 飛とび起たつ様ように