思おもい出だしているあなたのあの大おおきな手て
泣なきっ面つらの僕ぼくを帰かえり道抱みちだいて

誰だれかの似にてる影かげに
伸のびていく影かげに まるであの日ひに戻もどったようで

ああ遠とおくから あなたの声こえが
聴きこえるよ 目めを閉とじればほら あの日々ひびが続つづいてく
僕ぼくも また歩あるき出だしていくよ あなたの影かげを目指めざしていくよ

当あたり前まえのように感かんじてた あの日々ひびを
だけどそれはまるで 花火はなびのような

瞬まばたき 優やさしい光ひかり
心こころの中なかで 終おわることの無ない 永遠えいえんなんだ

ああ遠とおくから あなたの声こえが
聴きこえるよ 目めを閉とじればほら もう一度逢いちどあえるなら
僕ぼくを叱しかって欲ほしいんだ もう一度歩いちどあるき出だせるように

雨あめが強つよい日ひでも 風かぜが叩たたく日ひでも
あなたの背中せなかが 教おしえてくれたよ
生いきてくその意味いみを

ああ遠とおくから あなたの声こえが
聴きこえるよ 目めを閉とじればほら あの日々ひびが続つづいてく
僕ぼくも また歩あるき出だしていくよ あなたの影かげを目指めざしていくよ
その日ひまで歩あるき続つづけるよ