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よみがな
しずかな朝起あさおけにご機嫌きげんのお天気てんき
時計とけい針気はりきにしながらぼくいえ

れるバスにって
きみのとこまでくよ
びた街路樹がいろじゅみどり

かぜきる停留所ていりゅうじょならんだ人々ひとびと
ちくたびれすわんだ老人ろうじんとか子供こども

れるバスにって
みんなどこまでくの
それぞれのみちのりさまざま

ショウウィンドウの店先みせさき公園こうえんやスタンド
オフィスビルや消防署しょうぼうしょまどからなが

れるバスにって
きみのとこまでくよ
もうすこしでそうながするんだけれども

れる気分きぶんでずっと
ぼくつづけるよ
びた街路樹がいろじゅみどり

――バスが