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眼めを乾かわかして 見みつめる景色けしきは
立体駐車場りったいちゅうしゃじょうと萎しなびた自販機じはんき
荷物にもつに紛まぎれて沈しずんでくベッド
狭苦せまくるしい天井てんじょう 冷蔵庫叫れいぞうこさけんでる
そばで揺ゆれてた 生温なまぬるい風かぜがゆらゆら
入いり交まじってむせる陰かげ 美うつくしい花はなを挿さしたい
うごめいて落おちるフロア ただ虚うつろに過すぎてく
小ちいさい頃ころの魔法まほうは解とけない
狭苦せまくるしい天井てんじょう 浮うき上あがる模様もよう
とおくで揺ゆれてた 薄暗うすぐらい月つきがゆらゆら
意味いみもなくかざす手てに 張はり巡めぐらして紡つむぐ糸いと
埋うめた襟元えりもとは 心こころを撫なでる匂におい
入いり交まじってむせる陰かげ 美うつくしい花はなを挿さしたい
うごめいて落おちたフロア ただ虚うつろに過すぎてく 過すぎてゆく
わけもなくかざす手てに 張はり巡めぐらして紡つむぐ糸いと
名なもなき朝あさの陽ひが 体からだを呼よび覚さました
立体駐車場りったいちゅうしゃじょうと萎しなびた自販機じはんき
荷物にもつに紛まぎれて沈しずんでくベッド
狭苦せまくるしい天井てんじょう 冷蔵庫叫れいぞうこさけんでる
そばで揺ゆれてた 生温なまぬるい風かぜがゆらゆら
入いり交まじってむせる陰かげ 美うつくしい花はなを挿さしたい
うごめいて落おちるフロア ただ虚うつろに過すぎてく
小ちいさい頃ころの魔法まほうは解とけない
狭苦せまくるしい天井てんじょう 浮うき上あがる模様もよう
とおくで揺ゆれてた 薄暗うすぐらい月つきがゆらゆら
意味いみもなくかざす手てに 張はり巡めぐらして紡つむぐ糸いと
埋うめた襟元えりもとは 心こころを撫なでる匂におい
入いり交まじってむせる陰かげ 美うつくしい花はなを挿さしたい
うごめいて落おちたフロア ただ虚うつろに過すぎてく 過すぎてゆく
わけもなくかざす手てに 張はり巡めぐらして紡つむぐ糸いと
名なもなき朝あさの陽ひが 体からだを呼よび覚さました