夜よるが 夜よるが僕ぼくらを試ためしてるな
夜よるが この夜よるが僕ぼくを試ためしてるな

溜ため息いきはひとつだけ
君きみと僕ぼくの夜空よぞらが悲かなしく曇くもったんだ

透すき通とおる君きみの声こえ 夜よるの風かぜで消きえた
僕ぼくは目めを閉とじたんだ

聴きこえてる聴きこえてる聴きこえてる聴きこえてるフリをしただけ
聴きこえてる聴きこえてる聴きこえてる聴きこえてるフリをした

夜よるが 夜よるが僕ぼくらを試ためしてるな
夜よるが この夜よるが僕ぼくを試ためしてるな

嘘うそに慣なれた僕ぼくらは
素直すなおになれなくていつも一人ひとりぼっち

片言かたことに泳およいでる 僕ぼくの服ふくを掴つかんで
君きみは少すこし笑わらう

聴きこえてる
聴きこえてる
聴きこえてる
聴きこえてるフリをしただけ

聴きこえてる
聴きこえてる
聴きこえてる
聴きこえてる
フリをした