長ながい間あいだ 電話でんわさえも してはいないが元気げんきですか?
夢ゆめと現実げんじつの狭間はざまで大切たいせつなものは見みつけられたかい?

あの頃輝ころかがやいていた そんな風ふうに思おもいたくなくて
繰くり返かえしていく日々ひびに 背中向せなかむけずに手てを伸のばせたかい?

掌てのひらで触ふれたヌクモリ 胸むねの中残なかのこるシアワセ
今いまはまだ遠とおくに見みえる 夢ゆめの形かたちもいずれは見みえてくるから

揺ゆれない 枯かれない 赤あかく咲さく華はな 君きみの陽射ひざしと涙水なみだみずで
時ときが流ながれ 年重としかさねても 僕ぼくらしく君きみらしく咲さきましょう

とめどなく時ときは流ながれて 嫌いやな僕ぼくに気きづいてくけど
他愛無たあいない話はなしで笑わらう あの日ひの君きみを思おもい出だすから

もしも今悲いまかなしみに濡ぬれ 足元あしもとが動うごかないなら
この声こえを君きみに届とどけよう 君きみは君きみが思おもうほど弱よわくないから

消きえない 散ちらない 明日あすを行ゆく華はな やがて実みのりだす 夢ゆめの果実かじつ
深ふかく積つもる悲かなしみさえも 季節きせつと共ともに解とけていくから

掌てのひらで触ふれたヌクモリ 胸むねの中残なかのこるシアワセ
全すべてがね 今いまを支ささえる 歩幅ほはばは変かえずそのまま進すすんでいくだけ

揺ゆれない 枯かれない 赤あかく咲さく華はな 君きみの陽射ひざしと涙水なみだみずで
時ときが流ながれ 年重としかさねても 僕ぼくらしく君きみらしく咲さけ
消きえない 散ちらない 明日あすを行ゆく華はな やがて実みのりだす 夢ゆめの果実かじつ
未いまだ見みえない未来地図みらいちずには 答こたえなどない 笑わらって咲さきましょう