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ちいさなことでね イライラしてしまう 理想りそう自分じぶんには程遠ほどとお毎日まいにち
なんでもっと素直すなおになれないのだろう ココロと言葉ことばはなばな

左手触ひだりてふれたヌクモリ こごえたきみのユビサキ
むずかしくかんがえたこころかしていく

いつもやさしくわらってくれた 背中せなかしてくれた
言葉ことばゆずってくれた きみいたくて
河川敷歩かせんじきあるいてく仕事帰しごとがえいたかぜ
つたえたい おもあふれる

手紙てがみくのが苦手にがてきみ一度いちどだけくれた本当ほんとう気持きも
なんでもっとはやくに気付きづけないんだろう どれだけのなみだ ながさせていたんだろう

ねむれないよるるたび おもちいさなひとみ
「ありがとう」とえなかった きみいてなかった

そしてなにもなかったように 時間じかんだけがぎてく
まち景色けしきだってほら わりつづける
二人手ふたりてつないでいた あのころ時間じかんだけが
いまでもむねなか

れる記憶きおくなかやさしくわらってくれた
いた笑顔えがおだけが むねよみがえ
河川敷歩かせんじきあるいてる 仕事帰しごとがえいたかぜ
わすれない かがやいた