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もるゆきはこのかくしたはずのこころあなした
二人ふたりたのはいつの景色けしき 見覚みおぼ色彩しきさいがどこか微睡まどろんだ

とおらめいたあいをそのかかえていたの 本当ほんとうはマボロシとりながら
うらやんだこい意味いみはかなさにえてゆくと ふいに気付きづいた

ゆらゆら粉雪こなゆきたち せつなげにけてあい何処どこへ…
さらさらかさなるひかりかげ きずつきたくないなんて本当ほんとうは…うそなのにね

夢見ゆめみ明日あしたはもう二度にどずに 永遠えいえんという無限むげん彼方かなたんだ

せつあい日々ひびも「いつわり」とばれるなら 盲目もうもくなみだれりゃいい
歯痒はがゆくもいとしさゆえ そのがすおもいを そっとかくした

ひらひらまたたあわひかり たよりなげにれてはえて何処どこへ…
はらはらみちびさきらし 意味有いみありげなひかり宿やど今宵こよいだれもとへ…

かなしみのなみだまるころ あのひと面影かげさがすのでしょう
たびあいかんじた ぬくもりにその身体からだせた
きずつくくせに またつめてて吐息といきにじ

ゆらゆら粉雪こなゆきたち せつなげにけてあい何処どこへ…
さらさらかさなるひかりかげ きずつきたくないなんて本当ほんとう
きずつきたくないなんて本当ほんとうは…うそなのにね