- 文字サイズ
- よみがな
蝉時雨せみしぐれ 木霊こだましてた 歓声かんせいが一瞬止いっしゅんとまった
彼かれの白しろと相手あいての赤あか 接戦せっせんは続つづいていた
生温なまぬるい酸素さんそと汗あせの舞まう コートに彼かれは倒たおれ込こんだ
残のこり5秒ごびょうの赤あかのシュートは ゆっくりとネットを揺ゆらした
何なにに勝かとうとして 何なにに負まけたの 私わたしにはまだわからないけど
あなたの夢ゆめが終おわらないように その涙止なみだとまったらまたいっしょに
話はなそうね いつの日ひもここにいるから 笑わらってるから
私わたしに話はなしてくれた夢ゆめが敗やぶれても そしてまた始はじめるときも
何なにかを賭かけてゆく その姿すがたを いつも見みてるから
彼かれと同おなじ白しろを着きてる 後輩こうはいが校庭こうていを走はしり去さる
彼かれが目指めざし敗やぶれたものは 夏なつの風かぜと共ともに引ひき継つがれてく
茜色あかねいろ 夕陽ゆうひがきれいでしょう 秋風吹あきかぜふく公園こうえんで二人ふたり
スミレ色いろ 夕闇ゆうやみがきれいでしょう このままでいてと祈いのっていた
何なにを求もとめていて 何なにを失なくしてゆくのか 私わたしにはまだわからなかった
どこが終おわりかわからないまま 進すすんで行いくことを夢ゆめと呼よべたなら
憧あこがれて敗やぶれて生うまれ消きえる 愛あいや生命いのちの意味いみを知しりたいな
あなたの夢ゆめが終おわらないように この涙止なみだとまったらまた二人ふたりは
歩あるこうね いつの日ひもここにいるから 笑わらってるから
あの夏なつの記憶きおく 覚おぼえたまま また次つぎの夏なつへと駆かけてゆく二人ふたりを
あなたを愛あいしたことを忘わすれずに行いくから
彼かれの白しろと相手あいての赤あか 接戦せっせんは続つづいていた
生温なまぬるい酸素さんそと汗あせの舞まう コートに彼かれは倒たおれ込こんだ
残のこり5秒ごびょうの赤あかのシュートは ゆっくりとネットを揺ゆらした
何なにに勝かとうとして 何なにに負まけたの 私わたしにはまだわからないけど
あなたの夢ゆめが終おわらないように その涙止なみだとまったらまたいっしょに
話はなそうね いつの日ひもここにいるから 笑わらってるから
私わたしに話はなしてくれた夢ゆめが敗やぶれても そしてまた始はじめるときも
何なにかを賭かけてゆく その姿すがたを いつも見みてるから
彼かれと同おなじ白しろを着きてる 後輩こうはいが校庭こうていを走はしり去さる
彼かれが目指めざし敗やぶれたものは 夏なつの風かぜと共ともに引ひき継つがれてく
茜色あかねいろ 夕陽ゆうひがきれいでしょう 秋風吹あきかぜふく公園こうえんで二人ふたり
スミレ色いろ 夕闇ゆうやみがきれいでしょう このままでいてと祈いのっていた
何なにを求もとめていて 何なにを失なくしてゆくのか 私わたしにはまだわからなかった
どこが終おわりかわからないまま 進すすんで行いくことを夢ゆめと呼よべたなら
憧あこがれて敗やぶれて生うまれ消きえる 愛あいや生命いのちの意味いみを知しりたいな
あなたの夢ゆめが終おわらないように この涙止なみだとまったらまた二人ふたりは
歩あるこうね いつの日ひもここにいるから 笑わらってるから
あの夏なつの記憶きおく 覚おぼえたまま また次つぎの夏なつへと駆かけてゆく二人ふたりを
あなたを愛あいしたことを忘わすれずに行いくから