ベランダから見みえる夕日ゆうひがきれいだねって あなたが優やさしく笑わらう
昨日違きのうちがう人ひとと抱だき合あった 私わたしが少すこしだけ笑わらう

夢ゆめの叶かなう場所ばしょはここしかないと思おもいながら裏切うらぎり続つづけていた

どうすれば満みたされるのか どこに行いけば救すくわれるのか
罪つみと欲望躱よくぼうかわす涯はてのぬくもりが本当ほんとうの愛あいなのか

晴はれた日ひの午後ごご 海うみを見みてるあなたの知しらない私わたしがいる
“離はなれられない”って言葉浮ことばうかんで風かぜに舞まって消きえてった

夢ゆめの叶かなう場所ばしょはここじゃないと知しりはじめた心こころは戻もどせないなら

傷きずつけずに進すすめないのか 傷きずつかずに逃にげるのか
誰だれかを恨うらむ心殺こころころすために また愛あいを殺ころしてゆく

日向ひなたに凛りんと咲さく花はなのように 空そらを自由じゆうに飛とぶ鳥とりのように
澱よどみをさらう風かぜのように 闇やみをやわらかに照てらす月つきのように
生いきたい 生いきられない

どうすれば満みたされるのか どこに行いけば救すくわれるのか
真実しんじつも嘘うそも心こころにあるなら 全部認ぜんぶみとめましょう
行いきたい場所ばしょはどこなのか 行いきたい場所ばしょもここにあるのか
でも心こころの涯はてにあるものは 愛あいと信しんじる
私わたしに似にた怪人かいじんが泣なく