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あざやかだったあの太陽たいようがれちて 過去かこざして
世界せかいんだ ほんの数秒すうびょうからんだせんつななおして

雨曝あまざらしの水芭蕉みずばしょうつたえていたのはひとつの証明しょうめい
うれうだろうが ゆがむだろうが そのはなたしかに此処ここった

すさかぜうえ茜色あかねいろそら くるまえ
ばした

いま ひかりなか あざやかにうみ
はるとおおかで あのかねひび
けたなつれゆく旅路たびじ
てぬこえ ほとばしるほう

あざやかだったとおまぼろしけていたちいさなこえ
ほんのわずかそんなこえ世界せかいすくこともあるだろう

なくながかぜ せまはしこえ かかえたひとつを
未来みらいえがいた

いま ひかりなか あふ意志いし
その一滴ひとしずく花咲はなさかすのだろう
けたなつれゆく旅路たびじ
いまてぬこえ とおざかる

すさ風受かぜういま 意志いしかか
はるとおおかいま かねひび
何度なんどでもいきふかむのだろう