君きみは気きづいてるの?
絶望ぜつぼうに揺ゆれる船ふねが
少すこしずつ滑すべり出だして
起死回生きしかいせいの海うみへ

胸むねに手てをやって
何度なんどだって問といかける
感かんじてる風かぜは全部ぜんぶ
信しんじられるメロディー

訳わけもなくきっと
僕ぼくは泣ないてしまうだろう
鮮あざやかな空狙そらねらって
キミと空砲打くうほううち鳴ならす

今逃いまにげ出だした日ひの
痛いたみを胸むねに旅立たびだつ

僕ぼくは気きづいたんだ
絶望ぜつぼうの暗闇くらやみじゃ
針はりの穴あなの希望きぼうが
太陽たいように見みえる

心こころのカーテンは
自分自身じぶんじしんで選えらんだのさ
その気きになればすぐに
引ひきちぎってかまわない

今逃いまにげ出だした日ひの
痛いたみを胸むねに旅立たびだつ

まだ見慣みなれない自分じぶんに
全すべてを賭かけて挑いどみたい

君きみは気きづいてるの?
絶望ぜつぼうに揺ゆれる船ふねが
少すこしずつ滑すべり出だして
起死回生きしかいせいの海うみへ