戦場せんじょうへ向むかう兵士達へいしたちの列れつ
僕ぼくも並ならんでるような目めをしてるって
‘キミに幸さちあれ’と誰だれかが声こえかける
ありがとう 幸運こううんとかあてにしてないけど

出会であいと別わかれに目めを回まわして
フラフラ道みちに迷まよったり
知しらなかった暗闇くらやみに怯おびえるけど

心こころに咲さいた希望きぼうは
疑うたがわないで育そだててきたんだ
小ちいさく見みえる星ほしまで
届とどくように歌うたってるんだ

泳およいでる時ときは海うみの広ひろさまで
わかるはずもなく藻掻もがいてるんだ
辿たどり着つけるかな どこに着つくのかな
誰だれか待まってるかな 恐こわくて不安ふあんなんだ

無謀むぼうな賭かけだと気きづいたって
勝負しょうぶを挑いどんだ事ことを
一度いちどたりとも後悔こうかいしたりしないぜ

波なみに飲のまれそうな声こえ
手放てばなさないで信しんじてきたのさ
泣なきながら見みた景色けしきも
嘘うそのように好すきになれた

目立めだたなくなった傷跡きずあとから
洩もれるメロディーに背中押せなかおされたんだ
悲かなしい歌うたは歌うたわないぜ
悲かなしい夢ゆめは覗のぞかないぜ
このまま

心こころに咲さいた希望きぼうは
疑うたがわないで育そだててきたんだ
小ちいさく見みえた星ほしさえ
届とどきそうな喜よろこびの歌うた