あのビルとビルを壊こわせば
キミの家いえが見みえる
森もりの図書館としょかんで眠ねむれば
時間じかんも越こえられる

見みつけだした魔法まほうで
望のぞみを叶かなえた
熱ねつにうなされそうな
現実げんじつを払はらいのけて

世界せかいが滅ほろんで僕ぼくは王様おうさまになった
猿さるを家来けらいにして さあ何なにして遊あそぼう
キミはどこ行いった 夕陽ゆうひがキレイだ
こんなはずじゃないんだ
風かぜだけが笑わらう

屋根やねのない部屋へやで目覚めざめる
戸棚とだなにはコウモリ
誰だれにも何なにも言いわれない
完璧かんぺきな自由じゆうさ

廃墟はいきょと化かした街まちで
ゲラゲラ笑わらってる
今いま 僕ぼくは何歳なんさいだ
名前なまえはもう憶おぼえてない

わからなくなった 自由じゆうって何なんだっけ
僕ぼくが逃にげ込こんだ この王国おうこくなのか
キミはどこ行いった 星空ほしぞらがキレイだ
涙なみだでにじんだ月つきに問といかける

うろ覚おぼえの呪文じゅもんじゃ魔法まほうは解とけない
ウルサイ時代じだいだって今いまはもう戻もどりたいな

世界せかいが滅ほろんで僕ぼくは王様おうさまになった
猿さるを家来けらいにして さあ何なにして遊あそぼう
キミはどこ行いった キミに会あいたいな
森もりの図書館としょかんで今いまも待まってる