卵たまごの中なかで 薄目うすめを開あけては
殻からが破やぶれる日ひをただ
静しずかに待まっていたんだ
誰だれかのための 脇役わきやくのように
踏ふみ潰つぶされたってほら
ちゃんと光ひかりは見みえる

君きみは今いまどんな顔かおで
時ときを眺ながめてるのかな
僕ぼくはただずっと 夢ゆめを
見みてる フリを 続つづけてる

You leaving when I sleep
You living in my dream

I singing when you sleep

昇のぼらない太陽たいよう 夜よるの向むこう側がわ
誰だれを照てらすこともなく
静しずかに燃もえていたんだ
明あけ方不意がたふいに 現あらわれる月つきを
君きみだと信しんじてたのは
遠とおい昔むかしのことさ

みんな何なにがしてみたい
多分僕たぶんぼくにはわからない
君きみは何なにをして欲ほしい
焦こげた 夢ゆめは どこに置おく？

You leaving when I sleep
You living in my dream

I singing when you sleep

風かぜはどこからか 吹ふいて
君きみの涙なみだ 乾かわかすだろう
雨あめは何気なにげなく 降ふって
僕ぼくの名前削なまえけずるだろう

You leaving when I sleep
You living in my dream

I singing when you sleep
You swinging in my dream

明あけ方不意がたふいに 現あらわれる月つきを
君きみだと信しんじてたのは
遠とおい昔むかしのことさ