空そらの向むこう 遠とおい誰だれかの孤独こどく
夜よるの砂漠さばく デスバレーの奈落ならく

街まちを往ゆけば 路上ろじょうで歌うたう男おとこ
「兵士へいしの歌うた」雑踏ざっとうに消きえてった

胸むねの奥おくで張はり裂さけそうな
想おもいはきっと真実しんじつだろう

いつかみんな 大人おとなになってゆく
夢ゆめから覚さめた迷子まいごの様ように

胸むねが震ふるえ涙なみだがこぼれたら
伝つたえなくちゃいけない お前まえの言葉ことばで

ネオンの夜よる 恋こいをしたストリッパー
蝶ちょうのタトゥー どこまでも飛とんでけ

歩あるき出だした誰だれかの日々ひびを
笑わらう奴等やつら 風かぜに消きえろ

俺おれが俺おれであるように胸むねは鳴なる
想おもいを乗のせて世界せかいは廻まわる

人ひとに生うまれ人ひとしか愛あいせずに
人ひとの死しを死しんでいく
誰だれが為ために?

今夜生こんやいきる 意味いみなんて知しらねぇ
命いのちが只ただ 叫さけび出だしてる

俺おれが俺おれであるように胸むねは鳴なる
想おもいを乗のせて世界せかいは廻まわる

いつかみんな 大人おとなになってゆく
傷きずつくことに怯おびえ言いい訳わけをしてる

走はしれ 夜よるが明あけてしまう前まえに
伝つたえなくちゃいけない お前まえの言葉ことばで