期限切きげんきれかけの電池でんちで鈍にぶる毎日まいにち
絶縁ぜつえん
リセットしたアラーム・タイマー
愛想あいそうもなく過すぎる日々ひびだけ

十進法じゅっしんほうで巡めぐる想おもいを
何処どこかで追おい抜ぬいた針はりが
胸むねを刺さして
引ひき裂さいた場所ばしょから溢こぼれ出だして
降ふり積つもる青あおい砂すな

誰だれのせい?

十進法じゅっしんほうで巡めぐる想おもいを
何処どこかで追おい抜ぬいた針はりを
巻まき戻もどして
ふたつ心こころに付つけ足たして
進すすめて

デジタル時計どけい
数字すうじの列れつに溶とけて
振ふり出だしまで僕ぼくを舞まい戻もどすように

朝焼あさやけ
凍こおりついた海うみに月つきが沈しずんで
光ひかる太陽たいように僕ぼくは迷子まいごになる
夕景ゆうけい
夜よるが音おとを立たてて追おい出だす影かげ
君きみをやり込こめるように

さあ 行ゆけ
すべて灰はいになっても
自分じぶんで消けした時ときが最後さいごに
君きみの最後さいごになる

誰だれのせい?