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ハウスダストがひかって ひかりにかんでる
布団ふとんにくるまっていたら たまごきのにおいがした
食器しょっきおとひびいて だれかのわらごえがして
ぼくはなぜか不安ふあんになった ひどくひどくかなしくなった

おだやかにやすらぐ瞬間しゅんかんぼくもとめてさがしてるはずなのに
時々幸ときどきしあわせなことがむなしさにわるんだ

そうぼくのこんな感情かんじょうはもういらない いらないよ
いつだって むねいたむんだ どうしてわらえないの

ほがらかな人達ひとたち純粋じゅんすいないたわりを
うっとおしいとかんじる 自分じぶん時々ときどきここにいる

おのれればるほど わからないよ
いつでも あたたかいひとでいたい
そうねがえば ねがうほどに よごれてゆくがして

そうぼくのこんな感情かんじょうはもういらない いらないよ
いつだって むねいたむんだ どうしてわらえないの

みんなでをつなぎましょう
笑顔えがおやさずにごしましょう
こんなセリフをくたび
いつからか 眉間みけんにシワがはしった
もうたくさんだとつぶやき 自分じぶんをごまかしてた

そうぼくのこんな感情かんじょうはもういらない いらないよ
いつだって 素直すなおでいたいよ そうだろ いつだって