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さびしいときってだいたいいつもあめだった
たしあめだった
うすっぺらになって消耗しょうもうしたわたし なじるよう
つめたいあめだった

わたしうれしいとき そうでないときすべ
あなたで左右さゆうされてく つまりお天気てんきよう

残酷ざんこくいとしいひと からかわないで
いまみきった青空あおぞらさえも
まれたての憂鬱ゆううつちかけるよ
ねぇ はや見抜みぬいてしいの

くもかたち季節きせつちがかんじてた
そう かんじてた
しつけられたたりまえ現実いまをじっとにらむしかなかった

見上みあげればすぐそこにそらにこのけっしてとどかない
丁度今ちょうどいまのあなたとわたしみたいに

残酷ざんこくいとしいひと さげすまないで
いまはのしかかるくもぞらさえも
っぽけなこのわた生命線せいめんせんなの
そううつもあなた次第しだいまるの
自由じゆうひろがっていくみたいで…
上手うまえないけど
とにかくあなたはお天気てんきわたし
そんなところにこのむねがしたの