- 文字サイズ
- よみがな
「独ひとりぼっちで生いきていけると
生いきていけなきゃいけないんだと
そういうふうに思おもい込こもうとした
強つよくなろうと心こころに決きめた
誰だれかを本気ほんきで想おもうことや
心こころの底そこから笑わらうことや
そういうことと引ひき換かえにしても
強つよくなろうと心こころに決きめた
本当ほんとうは誰だれかに伝つたえたくて
叫さけびたくて わかってほしくて
そういう気持きもちを隠かくすことが
強つよさだとずっと思おもっていたんだ
誰だれの心こころにも触ふれないで
透明とうめいなように生いきることが
恐こわくない日ひなんてなかったよ
迷まよわない日ひなんてなかったよ
世界せかいで一人自分ひとりじぶんだけが
あまりにも無力むりょくに思おもえた日ひ
街まちはキラキラまぶしすぎて
何なにもかもがキレイに見みえた」
そうやって独ひとりで生いきてきたんだって
君きみは笑わらいながらちょっと泣ないた
僕ぼくは なんだかほっとしてしまった
僕ぼくだけじゃなかったってほっとしたんだ
世界せかいで一人自分ひとりじぶんだけが
無力むりょくだと思おもったあの日ひ
この目めにうつってた他ほかの誰だれかも
同おなじ事ことを思おもっていたかな
君きみは寒さむくて震ふるえながら
それでもとてもいい顔かおをしている
明あけ方6時がたろくじに君きみと僕ぼくは
扉とびらをひとつぬけたみたいだ
生いきていけなきゃいけないんだと
そういうふうに思おもい込こもうとした
強つよくなろうと心こころに決きめた
誰だれかを本気ほんきで想おもうことや
心こころの底そこから笑わらうことや
そういうことと引ひき換かえにしても
強つよくなろうと心こころに決きめた
本当ほんとうは誰だれかに伝つたえたくて
叫さけびたくて わかってほしくて
そういう気持きもちを隠かくすことが
強つよさだとずっと思おもっていたんだ
誰だれの心こころにも触ふれないで
透明とうめいなように生いきることが
恐こわくない日ひなんてなかったよ
迷まよわない日ひなんてなかったよ
世界せかいで一人自分ひとりじぶんだけが
あまりにも無力むりょくに思おもえた日ひ
街まちはキラキラまぶしすぎて
何なにもかもがキレイに見みえた」
そうやって独ひとりで生いきてきたんだって
君きみは笑わらいながらちょっと泣ないた
僕ぼくは なんだかほっとしてしまった
僕ぼくだけじゃなかったってほっとしたんだ
世界せかいで一人自分ひとりじぶんだけが
無力むりょくだと思おもったあの日ひ
この目めにうつってた他ほかの誰だれかも
同おなじ事ことを思おもっていたかな
君きみは寒さむくて震ふるえながら
それでもとてもいい顔かおをしている
明あけ方6時がたろくじに君きみと僕ぼくは
扉とびらをひとつぬけたみたいだ