砂すなの城しろ 水みずびたし 指ゆびが弾はずむように
ぴしゃぴしゃと 心こころの泉いずみを かきまぜ
水色みずいろのシャツはなんで濡ぬれたままなの
吹ふき出だしの中なかは真まっ白しろだけど

言葉ことばを包つつんで
やさしくして
引ひき出だしも全部開ぜんぶあけて

口くちづけはとっておいて
雨あめが止やんだ頃ころ 虹にじの色全部教いろぜんぶおしえてあげる
いつかまた会あいましょう 今日きょうの気分きぶんで
さよならも 傘かさもたたんで ララバイ

あたりまえの
別わかれが来くるわ
沈しずんだ気持きもちさえも

水色みずいろの
にわか雨あめ 恋こいはなんて 水みずびたしの
あったかい 胸むねの奥おくまで来くるの
いつかまた会あいましょう 今日きょうの気分きぶんで
さよならも 傘かさもたたんで