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よみがな
はるかにそっとらめくうれ葛藤かっとう記憶きおくうごかされ
目蓋まぶたにずっとしろ絶叫ぜっきょうこごえた

しずつきまよ
存在そんざいたしかに いまここに
っているのは
なみだなどもうながさない
ただえる瞬間しゅんかん

えない… けない… えない… まぼろしだけ
ときこうがわへとながされて まよになる ゆるせぬねが
こえだけ… ゆびだけ… 近付ちかづ温度おんどだけ…
とどかぬおもいが 千切ちぎられて夜風よかぜめる

そこはきっとまやかしと偶像ぐうぞうだっていてた
それなのにふか雑草ざっそうなか あまふっとゆだねた

のぼ太陽たいようまよ
偶然ぐうぜんひそかに仕組しくまれた
いっそ必然ひつぜん
まえ今晒いまさらされた
不覚ふかくひが感情かんじょう

けない… せない… わからない… 結末けつまつなど
何処どここうとも ただきみだけをまもりたくて さからっている
いまだけ… 過去かこだけ… つぐなう未来みらいだけ
すくえるのならば ててえてもいいと

えない… けない… えない… まぼろしだけ
ときこうそばへとながされて まよになる ゆるせぬねが
こえだけ… ゆびだけ… 近付ちかづ温度おんどだけ…
とどかぬおもいが 千切ちぎられて夜風よかぜめる
ててえてもいいと
きみだけのひかりになると