泣なかないで そんなふうに
君きみだけじゃないさ
自由じゆうにまた羽はばたけると信しんじて…

悲かなしくて一番狭いちばんせまい箱はこ 見みつけて逃にげた
心こころはこんな場所ばしょじゃ水みずを飲のめないよ

どうか、どうか、どうか
大空おおぞらに小ちいさな手てを広ひろげて
羽はねたちを呼よぼう

突然とつぜんに消きえてしまう 大切たいせつなものが
この願ねがいは決けっして難むずかしい事ことじゃないのに

どうか、どうか、どうか
これ以上いじょうとらないで下ください…
神様かみさまの胸むねを強つよく強つよく叩たたいた
どうか、どうか
大空おおぞらに幾千いくせんも羽はばたく天使てんしの羽根はねを
奪うばわないで下ください

朝焼あさやけの街まちに響ひびかせて
眠ねむらぬ天使てんしの歌声うたごえを

どうか、どうか、どうか
大空おおぞらに小ちいさな手てを広ひろげて
羽はねたちを呼よぼう
声こえが嗄かれ途切とぎれても
どうか、どうか
最初さいしょに見みた青空思あおぞらおもい出だして
生うまれ落おちた意味いみを

そうだ あの時ときもなぜか悲かなしくて泣ないた
だけどね、傷付きずつきながら飛とぶのも ちょっと悪わるくないさ