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まれて以来いらい知恵熱ちえねつ
あたりのよう かぜみょう生温なまぬる
きみわかれたかえみち 一人ひとりきりであるいた

されそうにかぼそくても
平気へいきだぜとしんうたがわなかった
あの電柱でんちゅうからつぎ電柱でんちゅうまで
きみことおもしていよう

りながらつよねんじてた
まだずっとそばにいたいって
きみはとうとうかえらなかった
ぼくには超能力ちょうのうりょくがないから

かなわぬおもいはいつしか
かぜのように木々きぎらしてった
やがて地球ちきゅう一回ひとまわりして ぼくもとかえった

あおすぎるそらずっとながめてた
からっぽのぼくてるって
じるとそこにきみわら姿すがた
ぼくには想像力そうぞうりょくはあるのに

りのこうのきみ電車でんしゃがさらって
のこされたこのまちすこしだけもどししたいけどぼくは…

あおすぎるそらずっとながめてた
くびつかれたらそべって
なびくくもつむきみわら姿すがた
おもわずまたじてしまった

りながらつよねんじてた
まだずっとそばにいたいって
きみはとうとうかえらなかった
ぼくには超能力ちょうのうりょくがないから
けるとそこにきみわら姿すがた