文字サイズ
よみがな
かぜなかわらこえ
きらめく夕日ゆうひ未来みらいへの約束やくそく

つきうつきみつけた
色褪いろあせた時代とき泡沫うたかたゆめ

もどらないやすらぎさえ何度なんどこわされてゆく
あふれるにくしみがこのそらくして…

もりのざわめきはやさしい歌声うたごえ
ほんのわずかのしあわせなゆめ

こごえるいたみにさえやさしさをおぼえてゆく
すべてをせるならこころさえもうらない

ただはげしくえるこのからだでよければ
きみのためにすべてささげよう
このかなしみだけはけっしてわすれぬように
なみだあとをナイフで何度なんどもなぞった

あかつきそらかぶ陽炎かげろう
微笑ほほえきみぼくそばにいた