頬ほほをなでる 優やさしい風かぜ
波音なみおとに 揺ゆられて
体からだの中なか ほどけてゆくよ

目めを閉とじて 見みえてくる
風かぜの行ゆく道みちが

さあ 漕こぎ出だそう 光ひかる波なみへ
笑顔えがおが すぐ こぼれる
ねえ 伝つたえよう このときめき
風かぜにのって あなたのもとへ
行ゆくわ ウンディーネ

風かぜが凪ないで 振ふり返かえれば
夕映ゆうばえに 照てらされ
心こころまでも 染そまってゆくよ

見上みあげれば 響ひびきだす
星ほしたちの歌うたが

さあ 漕こぎ出だそう 遥はるか未来あすへ
水面みなもに 夢ゆめ 広ひろがる
ねえ 見みつけよう まだ知しらない
宝物たからものを あなたと一緒いっしょに
探さがそう ウンディーネ

澄すみ渡わたる空そらへと 鳥とりが羽はばたくよ
いつも見慣みなれてた 景色けしきなのに
こんなに愛いとしく 思おもえるなんて…