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光学顕微鏡こうがくけんびきょうでものぞけはしない世界せかい
まぶたじ さぁさがしにこう
アスファルトのうえ かさ真下ました たたいた雨音あまおと
おくほうひびいた

想像そうぞうしてた以上いじょうふかやみなか
ライトもたずに一人ひとりぼっちで
かすかなおとたよりにしてすすむしかないのは
だれにもれない場所ばしょだから

つまずいたってこわくないよ
だってそれはずっとまえぼくかくしたもの

りないものをあたう そういうもんでしょう?って
きみこえぼくきながらくれたもの

天文学的てんもんがくてきかずったそれを
おもぶのははかないけど
出会であいのかずだけわかれがある そうえるつよさも
あのきみからもらっていたんだね

なみだ理由りゆうわすれても えたりなんてしないよ
出会であえたことよりも大切たいせつ日々ひびをきっと きていたから

記憶きおく細胞さいぼう つながりってできるこころ
つたえる言葉ことばえることができる世界せかい

りないもの きみぼく
なにかあげられたかな
ぼくはまだここにいるよ
きみすこしだけえた世界せかいなか

なみだ理由りゆうわすれても 何回なんかいだってさがすよ
孤独こどくのその意味いみやさしさの裏側うらがわった

まよいながらもつけるよ そしてうたうよ いつか
まためぐえたとき ちゃんときみれるように