こんなに傍そばに居いてもまだ
すれ違ちがう心こころは
色いろも形かたちも熱ねつも香かおりも
それぞれ違ちがうから
互たがいの影かげを見守みまもって
切せつなさを閉とじ込こめて
それでも私わたしにはあなただけ
信しんじていたいから

だから見みつめて
もっと感かんじて
まだ知しらない私わたしを

輝かがやき始はじめた三日月みかづきが
少すこしずつ満みちるように
明日あしたのあなたを少すこしだけ
今日きょうより愛あいしていたくて
ゆっくり愛あいしてみたくて

物思ものおもいふけてる振ふりは
心こころを荒あらしていく
確たしかな温ぬくもりに触ふれたくて
あなたを求もとめてる

綺麗きれいなだけじゃ
楽たのしいだけじゃ
見みえなくなる真実しんじつ

夜空よぞらを満みたした満月まんげつが
少すこしずつ欠かけるように
ときめき失なくしてしまうなら
もう一度手いちどてと手てを繋つないで
もう一度愛いちどあいし合あえたなら…

輝かがやき始はじめた三日月みかづきが
少すこしずつ満みちるように
明日あしたのあなたを少すこしだけ
今日きょうより愛あいしていたくて
ゆっくり愛あいしてみたくて