雪ゆきが降ふりそうな日ひは なつかしい匂においに 混まざって
鼻はなの奥おくツンと尖とがった 風かぜが通とおり抜ぬけてくよ

想おもい出でとも 言いえないくらいの 真まっ白しろな空そらの下したの出逢であい
名前呼なまえよぶことさえできずに 恋こいした あの冬ふゆ

あなたに降ふる 雪ゆきだけ スノードームみたいに
キラキラと輝かがやいてた 手てを伸のばして 触さわろうとしても 触さわれず 瞳めを伏ふせた

気持きもちを伝つたえる方法すべ そんなこと解わからず いつでも
ふざけたことばかりして あなた 笑わらわせてたけど

他ほかのだれかと並ならび歩あるいてる あなたの横顔よこがお 綺麗きれいすぎて
見みたことも無ない幸しあわせそうな 顔かおしていたんだ

あなたが居いる 眩まぶしい スノードームの内側なかを
手てをかざし見みつめていた それが恋こいの 痛いたみなんだと 知しらずに 恋こいしてた

現在いまじゃ笑わらえるような 拙つたない冬ふゆのLOVE STORY
手てのひらに乗のせた小ちいさなSNOWDOME

あなたに降ふる 雪ゆきだけ スノードームみたいに
キラキラと輝かがやいてた 手てを伸のばして 触さわろうとしても 触さわれず

あなたが居いる 眩まぶしい スノードームの内側なかを
手てをかざし見みつめていた それが恋こいの 痛いたみなんだと 知しらずに 恋こいしてた