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ふるえた最後さいご文字もじ色褪いろあせた日々ひびはなかす
息吹いぶきのゆめ欠片かけらたちはこわれた明日あしたまぼろし
つたえたい言葉ことばだけがこのてのひらなかにこぼれちて
やがて芽吹めぶいたそのいのちたしかにまれるのでしょう

あきらめないで」「わすれさせたりしないで」
まだあさあさ ねむまちいま 白々しらじらかぶひかりから目覚めざめて

ゆめはただたしかにまだここにある かたちのないおもいを
明日僕あしたぼくらがゆく場所ばしょがあるの かげりのないみちさき
いつかきみがくれた言葉ことば くもりのないあい言葉ことば くもりのないあい言葉ことば

わらない」としんじてた その世界せかいはある日変ひかわっていて
判然はんぜんとしないこの「いま」に躊躇ためら戸惑とまどいもする

「ここにいさせて」「らぬ場所ばしょへいかないで」
まだとおよる きみかんじたら ぬくもりがむねんでひろがる

まちがただしずかに色彩いろえても わだちをまたのこしていこう
きみ」が「ぼく」がここにいるということ つたわる鼓動こどうその狭間はざま
いつもそこにいのちがある かけがえないあいあかし かけがえないあいあかし

ゆめ今確いまたしかにまたうご悲劇ひげきさき いのりを

ゆめがただたしかにまだここにある かたちのないおもいを
明日僕あしたぼくらがゆく場所ばしょがあるの かげりのないみちさき
いつかきみがくれた言葉ことば くもりのないあい言葉ことば くもりのないあい言葉ことば