舞まい上あがる土煙つちけむり にじむ汗あせ
風かぜに煽あおられながら 浮うかぶアゲハ蝶ちょう
キラリはじけて光ひかる 欠かけた羽はね
切きり裂さいた空そらの青あお 陽炎かげろうが吠ほえてる

雨あめに濡ぬれて逃にげ込こんだ
一枚いちまいの葉はの裏側うらがわで
羽はねを乾かわかす君きみには
カンカンと笑わらう太陽たいようが似合にあう

涙なみださえも 超こえてゆける
雨上あめあがりの空虹そらにじが光ひかる
笑わらいながら 泣なきながら
まっすぐ駆かけ抜ぬけてゆきたい
力強ちからづよく 羽はばたいて
その羽はねがちぎれそうでも
そうさ僕ぼくらは涙なみだを抱だきしめて
輝かがやいてゆこう

ひらひらと自由じゆうそうに 舞まう君きみは
華はなやかに映うつるけど それだけじゃないって事こと
僕ぼくはちゃんと見みてるよ いつだって
サナギの中這なかはい出だした 魂たましいの産声うぶごえも

孤独こどくな夜よるは目めを閉とじて
僕ぼくの名前なまえを呼よぶだけでいい
どこに居いたって駆かけ付つけるよ
一緒いっしょに朝あさを迎むかえにゆこう

涙なみださえも 超こえてゆける
風かぜは今君いまきみのために吹ふく
笑わらいながら 泣なきながら
この風追かぜおい抜ぬいてしまおう
力強ちからづよく 羽はばたいて
いつでも思おもいのままに飛とべ
滲にじんだ目めで見据みすえてゆけばいい
輝かがやく明日あしたを

いつか息いきを切きらしながら
もう駄目だめだと思おもう日ひが来きたなら
どうか思おもい出だして欲ほしい
傷付きずついて欠かけたその羽はねで
それでも空そらを目指めざすあなたは
僕ぼくの憧あこがれ 風かぜを撃うち抜ぬいてゆけ

涙なみださえも 超こえてゆける
雨上あめあがりの空虹そらにじが光ひかる
笑わらいながら 泣なきながら
まっすぐ駆かけ抜ぬけてゆきたい
力強ちからづよく 羽はばたいて
その羽はねがちぎれそうでも
そうさ僕ぼくらは涙なみだを抱だきしめて
輝かがやいてゆこう
今日きょうも明日あしたも