どうして終おわりはいつでも見みえないんだろう
白しろい空そら 蒼あおい海うみ 黄色きいろい私あたしが息いきすれば
運命うんめいが愛いとおしく混まざる声こえがするわ

パン焼やいて 歯はを磨みがいて 新あたらしい風迎かぜむかえて
今日きょうがどんな天気てんきだったって 黒くろい瞳ひとみで笑わらったら
希望きぼうがぐるぐる回まわる音おとがするわ

奏かなでてるわよ 世界中せかいじゅうのどこかで
哀かなしみのリングに 慈いつくしみもダンス
踊おどれ 踊おどれ 全部呑ぜんぶのみ込こんで 踊おどれ

一人ひとりで悩なやんでも泣ないても見みえない
だって サイズ違ちがいの服ふくを着きているだけなんだもん
出口でぐちならそこら中じゅうに転ころがってるわ

唄うたってるのよ 世界中せかいじゅうのどこでも
象ぞうにキリンに 名前なまえもないストレンジャー
ちっぽけなんだわ 名誉めいよもお金かねも私わたしも
どこだって あなたの記憶きおくがあれば完璧かんぺき