桜さくらの花はながもう早はやめに咲さきはじめた
重おもいコートを脱ぬぎ捨すてた
あなたを真似まねして

背中せなかで教おしえて ゆくべき道みちをずっと
ひとを信しんじるよろこびを
あなたが教おしえて

何なにも知しらない私わたしたちの
こんな気持きもちがいつの日ひか
意味いみや名前なまえを持もつとしたら
愛あいでありますように

愛あいがあなたに
願ねがいがあなたに
届とどく日ひまで そばにいて
愛あいをあなたに
想おもいをあなたに
伸のばした手てに春はるの風かぜ
桜舞さくらまい散ちる道みちをゆく ふたりで

鏡かがみに映うつして 心こころは鏡かがみだから
駄目だめな私わたしも見透みすかして
あなたに映うつして

言葉ことばにして 伝つたえたのは
こんな気持きもちの少すこしだけ
もっと言葉ことばを知しっていたら
伝つたえられたでしょうか

愛あいがあなたに
願ねがいがあなたに
届とどく日ひまで そばにいて
愛あいをあなたに
想おもいをあなたに
重かさねた手てに重かさなる夢ゆめ
桜舞さくらまい散ちる道みちをゆく ふたりで