さあ 吠ほえろ 吠ほえろ 吠ほえろ この空そらに
燃もえろ 燃もえろ 燃もえろ 悲かなしみよ

真まん丸まるい月つきに照てらされて 泣ないているのは孤独こどくな王者おうじゃ
駆かけ抜ぬけてく大地だいち 誰だれよりも速はやく走はしるよ
涙なみだを見みられぬように

人ひとの目めは残酷ざんこく「あいつなら大丈夫だじょうぶ」
つきまとう雑音ざつおん
嘘うそで固かためた感情かんじょうの芽めは でっかくでっかく育そだった結果けっか
切羽詰せっぱつまり戦たたかいの連鎖れんさ
夜風よかぜが傷きずに染しみた それでも朝あさは来きた

遠とおく 遠とおくへ
雄叫おたけびを響ひびかせ
鬣たてがみなびかせ
たくましく 勇いさましく

どんなに辛つらくても 逃にげたりしないよ
誇ほこり高たかき 風かぜとなれ
素直すなおに甘あまえればもっと
楽らくになれるのは知しってるけど…

真まん丸まるい月つきに照てらされて 泣ないているのは孤独こどくな王者おうじゃ
駆かけ抜ぬけてく大地だいち 誰だれよりも速はやく走はしるよ
涙なみだを見みられぬように