- 文字サイズ
- よみがな
炎天下えんてんかの庭にわ 彼かれは耳みみまでうな垂だれていた
自由じゆうになれとそっと首輪くびわを外はずしてやったんだ
だけど彼かれはその場所ばしょを動うごきはしなかった
錆さびた鎖くさりは彼かれを縛しばりつけてはいなかった
俺おれは何なにを期待きたいしてた?
チクリと痛いたむこの胸むねを風かぜが吹ふき抜ぬけた
その時何ときなんとなく感かんじた 直観ちょっかんが確信かくしんに変かわった
“自由じゆうな気分きぶんならそれで十分じゅうぶん”だって
その場所ばしょから見みえる景色けしきはどうだい?
ネガポジプラスマイナスゼロの地平線ちへいせんに立たって
子供こどものころ描えがいた色いろとりどりの世界せかい
空そらは虹色にじいろ クジラが雲くもの隙間すきまで泳およいだ
画用紙がようしをはみ出でて床ゆかや壁かべに続つづく物語ものがたり
大人達おとなたちが子供こどもらしいと誉ほめてくれたから
子供こどもの絵えはわりと不自由ふじゆうだ 大人おとなの絵えはわりと自由じゆうだ
俺おれはどうなんだ?
変換へんかんミスや言いい間違まちがいや思おもいつきや無駄むだの向むこうに
無限むげんの宇宙うちゅうが広ひろがっている気きがした
触さわれない光ひかりに伸のばす指先ゆびさき
この手てに自由じゆうを教おしえてやるんだ
風かぜが吹ふき抜ぬけるあの場所ばしょまで僕ぼくら走はしり抜ぬけよう
何故なぜかこぼれてくあの涙なみだは凛々りんりんと音おとを描えがく
確たしかなものなんてない未来みらいへひょうひょうと走はしり抜ぬけよう
誰だれかの小ちいさなつぶやきでさえ世界せかいを変かえてしまうかもしれない
変かえてしまうかもしれない
行ゆこう 行ゆこう
風かぜが吹ふき抜ぬけるあの場所ばしょまで僕ぼくら走はしり抜ぬけよう
自由じゆうになれとそっと首輪くびわを外はずしてやったんだ
だけど彼かれはその場所ばしょを動うごきはしなかった
錆さびた鎖くさりは彼かれを縛しばりつけてはいなかった
俺おれは何なにを期待きたいしてた?
チクリと痛いたむこの胸むねを風かぜが吹ふき抜ぬけた
その時何ときなんとなく感かんじた 直観ちょっかんが確信かくしんに変かわった
“自由じゆうな気分きぶんならそれで十分じゅうぶん”だって
その場所ばしょから見みえる景色けしきはどうだい?
ネガポジプラスマイナスゼロの地平線ちへいせんに立たって
子供こどものころ描えがいた色いろとりどりの世界せかい
空そらは虹色にじいろ クジラが雲くもの隙間すきまで泳およいだ
画用紙がようしをはみ出でて床ゆかや壁かべに続つづく物語ものがたり
大人達おとなたちが子供こどもらしいと誉ほめてくれたから
子供こどもの絵えはわりと不自由ふじゆうだ 大人おとなの絵えはわりと自由じゆうだ
俺おれはどうなんだ?
変換へんかんミスや言いい間違まちがいや思おもいつきや無駄むだの向むこうに
無限むげんの宇宙うちゅうが広ひろがっている気きがした
触さわれない光ひかりに伸のばす指先ゆびさき
この手てに自由じゆうを教おしえてやるんだ
風かぜが吹ふき抜ぬけるあの場所ばしょまで僕ぼくら走はしり抜ぬけよう
何故なぜかこぼれてくあの涙なみだは凛々りんりんと音おとを描えがく
確たしかなものなんてない未来みらいへひょうひょうと走はしり抜ぬけよう
誰だれかの小ちいさなつぶやきでさえ世界せかいを変かえてしまうかもしれない
変かえてしまうかもしれない
行ゆこう 行ゆこう
風かぜが吹ふき抜ぬけるあの場所ばしょまで僕ぼくら走はしり抜ぬけよう