すき きらい すき きらい
れんげの花はな 終おわらない
すき きらい すき きらい
きみはどこへ帰かえるの?

あぁ今日きょうも後うしろだけ
君きみの後うしろだけ
ながめて帰かえる
宝たからの道みち 黄色きいろの石いし

初はじめて飲のんだサイダーが喉のどを刺さしたその向むこうに
きみの笑わらう顔かおが見みえた
またあした さようなら

すき きらい すき きらい
壁かべにこすったカバンが
すき きらい すき きらい
裏うらを向むいて泣ないている

どうしても少すこしだけ
話はなしてみたかった
何なにを言いえばきみはぼくを見みて笑わらうの?

公園こうえんの砂すなと すべり台だい
イチジクの実みは 汗あせのまつげ
わずかな時ときの中なかにいつも
想おもい出でがありました

初はじめて飲のんだサイダーが喉のどを刺さしたその向むこうに
きみの笑わらう顔かおが見みえた
またあした さようなら

すき きらい すき きらい
きみはどこへ帰かえるの?