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よみがな
いつかゆめ
おもしていた
ほしなつ
ひまわりばたけよる
いてる迷子まいご

水色みずいろそら
クジラ雲達くもたち
どこまでも
裸足はだしいかけていた
むぎわらをかぜがさらった

けそうな心臓しんぞう
はじめてふかしたけむりにむせて
でたらめなうたでごまかしてたんだ

ぼくいまもまだここにいるよ
あたらしいスーツでしょぼくれて
ねがつけだして
たのしかったあのなつ
ぼくはまだきみきだ

夕闇ゆうやみかざ
花火はなび
二人寝ふたりねころんで
なんにもしゃべれずにさ

とおくのほうからこえた
やかましいバイクのエンジンのおと
くさにおみていたかった
ぼくはどこへこう ひとりぼっち
みじめな にかけたむしみたく
ねがおしえてほしい
きみのいないなつわり
ぼくいまどんなかおしてる

とびうおになって
夜空よぞらのお月様つきさまにただぶらがってた
った
きみわらったまんま

ぼくいまもまだここにいるよ
安物やすもののシューズでうなだれて
ねがつけだして
ほしえたあのなつ
ぼくはまだきみきだ