- 文字サイズ
- よみがな
クローゼットの奥おくで息いきを潜ひそめ隠かくれている
眠ねむりに落おちる坊ぼうやをじっと狙ねらっている
闇やみに深紅しんくの目めが二ふたつ 牙きばは錆さびたカミソリだ
耳みみをすませばとどろく 不気味ぶきみなうなり声ごえ
モンスター モンスター あいつが欲ほしがるものは
子供こどもの純粋じゅんすいな夢ゆめ よだれが滴したたるモンスター
月明つきあかりに照てらされて 壁かべに怪あやしいシルエット
影かげの中なかから睡魔すいまが 手てを差さし伸のべている
「誰だれかに見みられている」と 目めを凝こらして探さがしても
瞼まぶたが重おもくなる頃ころ クローゼットのドアが開ひらく
モンスター モンスター ベッドに近ちかづいてくる
物音一ものおとひとつたてずに 夢ゆめを奪うばっていくモンスター
大人達おとなたちは信しんじてくれないから
僕ぼくが立たち上あがって退治たいじするのさ
毛布もうふの下したに隠かくした 野球やきゅうのバット握にぎって
準備じゅんびがすべて整ととのう さあ かかってこい
目めを大おおきく見開みひらいて「寝ねないぞ」と声こえに出だしても
瞼まぶたが重おもくなる頃ころ クローゼットのドアが開ひらく
モンスター モンスター 君きみも用心ようじんするがいい
幻まぼろしなんかじゃないよ 本当ほんとうにいるんだ モンスター
モンスター モンスター あいつが欲ほしがるものは
子供こどもの純粋じゅんすいな夢ゆめ 今夜こんやもどこかで 誰だれかのベッドで 夢ゆめを奪うばってるモンスター
クローゼットの奥おくで息いきを潜ひそめ隠かくれている
眠ねむりに落おちる君きみをじっと狙ねらっている
眠ねむりに落おちる坊ぼうやをじっと狙ねらっている
闇やみに深紅しんくの目めが二ふたつ 牙きばは錆さびたカミソリだ
耳みみをすませばとどろく 不気味ぶきみなうなり声ごえ
モンスター モンスター あいつが欲ほしがるものは
子供こどもの純粋じゅんすいな夢ゆめ よだれが滴したたるモンスター
月明つきあかりに照てらされて 壁かべに怪あやしいシルエット
影かげの中なかから睡魔すいまが 手てを差さし伸のべている
「誰だれかに見みられている」と 目めを凝こらして探さがしても
瞼まぶたが重おもくなる頃ころ クローゼットのドアが開ひらく
モンスター モンスター ベッドに近ちかづいてくる
物音一ものおとひとつたてずに 夢ゆめを奪うばっていくモンスター
大人達おとなたちは信しんじてくれないから
僕ぼくが立たち上あがって退治たいじするのさ
毛布もうふの下したに隠かくした 野球やきゅうのバット握にぎって
準備じゅんびがすべて整ととのう さあ かかってこい
目めを大おおきく見開みひらいて「寝ねないぞ」と声こえに出だしても
瞼まぶたが重おもくなる頃ころ クローゼットのドアが開ひらく
モンスター モンスター 君きみも用心ようじんするがいい
幻まぼろしなんかじゃないよ 本当ほんとうにいるんだ モンスター
モンスター モンスター あいつが欲ほしがるものは
子供こどもの純粋じゅんすいな夢ゆめ 今夜こんやもどこかで 誰だれかのベッドで 夢ゆめを奪うばってるモンスター
クローゼットの奥おくで息いきを潜ひそめ隠かくれている
眠ねむりに落おちる君きみをじっと狙ねらっている