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れないはなれて
わらないうたわって
仕方しかたなくぼくわらって
なんとなく日々ひび見限みかぎって

それもちょっとさびしくなって
さけんでみたけどむなしくて
ふたた無力むりょくあじわって
そうやって
そうやってここにいる

まちかりがぼんやりと
うつすよこころをぼんやりと
おかしいなそらがこんなにも
とおくにあるのは

まだぼくゆめてる
だれかもわからない背中せなかって

なにもかも全部放ぜんぶほうしてしまいたくなるようなよる
自転車飛じてんしゃとばしてっている
もうもどれない過去かこ

びた車輪しゃりんごえ
ふゆそらによくひびいて
本当ほんとうぼくごえ
してくれた

つめたいかぜほおたる
むねなかあなける
きみはだかった
部屋へやはあのころのままだ

なにもかも全部放ぜんぶほうしてしまいたくなるようなよる
自転車飛じてんしゃとばしてっている
もうもどれない過去かこ

びた車輪しゃりんごえ
ふゆそらによくひびいて
本当ほんとうぼくごえ
してくれた

きみはだかった部屋へや
あのころのままだ