眠ねむれない時間じかんの秒針びょうしんと
微笑ほほえみ手てをふるあの指先ゆびさき
遠とおざかる姿すがたや長ながい髪かみ
優やさしさが切せつなさにとけてく

夜明よあけとともに窓まどをあければ
吹ふき抜ぬける風かぜに包つつみ込こまれる

瞳ひとみをとじれば 見みえる灯あかり
二人ふたりですごした 日々ひびを照てらしてる
笑顔えがおのかけらが ゆらめいて
消きえないで 今いまでも あなたは僕ぼくの中なかに

なにげない時間じかんとはしゃぐ声こえ
残のこるものはいつも変かわらない
そこに漂ただようかすかな匂におい
ぬくもりは潮風しおかぜにとけてく

夕暮ゆうぐれにそまる波間なみまをみつめ
よせてはかえす満みちてく想おもい

瞳ひとみをとじれば ともる灯あかり
どこかでなくした 日々ひびをさがしてる
抱だきしめることで 信しんじあった
行いかないで 今いまでも あなたは僕ぼくの中なかに

なくし うしない 消きえる 去さる 信しんじない 忘わすれたい・・・ 忘わすれられない

瞳ひとみをとじれば 見みえる灯あかり
二人ふたりですごした 日々ひびを照てらしてる
笑顔えがおのかけらが ゆらめいて
消きえないで 今いまでも あなたは僕ぼくの中なかに